もくじ
1.プロテインの種類は3つ!
2.【目的別】おすすめのプロテイン
3.ホエイプロテインの製法の違い
4.忙しい現代人におすすめなのが「KOREDAKE(コレダケ)」
プロテインの種類は3つ!
プロテインの種類は大きく分けて、ホエイ・カゼイン・ソイの3つです。結論からいうと、これらの違いは使われている原料にあります。ここでは、3種類のプロテインそれぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
ホエイ
ホエイプロテインは、牛乳に含まれるたんぱく質を原料としています。ヨーグルトの上澄みにできる半透明の液体「ホエイ」を加工してパウダー状にしたものが、ホエイプロテインです。
ホエイプロテインの原料である牛乳自体に、さまざまなアミノ酸がバランスよく含まれているので、ホエイプロテインは体に必要なアミノ酸を効率よく摂取するのに適しています。
また、ホエイプロテインのメリットは、味にくせがなく飲みやすい点です。ホエイという液体成分からできているため水に溶けやすく、体へ吸収されるのが早いことも長所といえます。
一方、ホエイプロテインには乳糖が含まれるため、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするような乳糖不耐症の人は、お腹が緩くなる可能性があります。ほかのプロテインに比べると価格が高めであることも、知っておきたいポイントです。
カゼイン
ホエイプロテインと同じように、カゼインプロテインも牛乳を原料としています。牛乳からホエイと脂質を取り除き、残った乳固形分である「カゼイン」を加工したものが、カゼインプロテインです。
カゼインプロテインは、カルシウムと結びつきやすい性質があります。水に溶けにくく固まりやすいので、体にゆっくりと吸収され、腹持ちがよいことがカゼインプロテインのメリットです。
しかし、消化吸収に時間がかかることはデメリットともいえます。そのため、トレーニング後に素早くたんぱく質を補給したい場合、カゼインプロテインはあまりおすすめではありません。
また、乳アレルギーの主な原因物質とされるのがカゼインであるため、乳アレルギーを持つ人はカゼインプロテインを飲まない方がよいでしょう。
ソイ
大豆から脂質や糖質、水分を取り除き、たんぱく質の比率を高めたものがソイプロテインです。ホエイプロテインとカゼインプロテインは牛乳を原料とした動物性たんぱく質ですが、ソイプロテインは大豆から作られる植物性たんぱく質であることが特徴です。
ソイプロテインには、大豆に含まれるさまざまな栄養素を摂取できるメリットがあります。たとえば、大豆に豊富な成分のひとつに「イソフラボン」があります。ソイプロテインを飲むと、イソフラボンによる骨を強くする効果や、肌の老化予防効果が期待できるでしょう。
カゼインプロテイン同様、ソイプロテインもゆっくりと消化吸収されるため、満腹感が持続します。ほかのプロテインより価格が安いことも、ソイプロテインのメリットです。
一方でソイプロテインのデメリットとしては、水に溶けにくいためダマになりやすい点が挙げられます。また、大豆特有の風味を苦手とする人もいるでしょう。
【目的別】おすすめのプロテイン
ホエイ・カゼイン・ソイはそれぞれ特徴が異なるため、一概にどれがいいとはいえません。プロテインを摂取する目的に合わせて、この3種類を使い分けるのがよいでしょう。ここでは、目的別におすすめしたいプロテインの種類を紹介します。
ホエイプロテインがおすすめな場合
トレーニングで筋肉量を増やすことや、代謝を上げて体脂肪率を下げることが目的であれば、ホエイプロテインがおすすめです。
トレーニング後の筋肉を効率よく回復させるには、できるだけ早いタイミングでたんぱく質を補給しなければなりません。ホエイプロテインは体への吸収スピードが早いため、不足したたんぱく質をすばやく補い、筋肉の修復をサポートする効果が期待できます。
筋肉量の増強を目指すなら、トレーニング後45分以内にホエイプロテインを摂取するとよいでしょう。
トレーニングして筋肉をつけたい人、引き締まった体を手に入れたい人は、ホエイプロテインを選んでみてください。また、ホエイプロテインは味にクセがなく飲みやすいため、プロテインを初めて飲む人にも向いています。
カゼインプロテインがおすすめな場合
トレーニングしない日のたんぱく質補給や、ダイエットをしているときの間食には、カゼインプロテインをおすすめします。
カゼインプロテインは消化吸収がゆっくりであるため腹持ちがよく、ダイエット中の健康的な間食に最適です。また、就寝の30分~1時間前に摂取すると、眠っている間に分泌される成長ホルモンの働きをサポートして、筋肉の疲労回復や成長を促進する効果が期待できます。
トレーニングをしない日でも、良質なたんぱく質を摂取して筋肉量を増やしたい人は、カゼインプロテインを選んではいかがでしょうか。
ソイプロテインがおすすめな場合
美容や健康を目的にダイエットをしている場合には、ソイプロテインがおすすめです。
ソイプロテインには、食物繊維やイソフラボンといった大豆由来の栄養素が豊富に含まれているため、日常の食事で不足しがちな栄養を補えます。さらに糖質や脂質が控えめなうえに腹持ちがよいので、ソイプロテインはダイエット中の間食にぴったりです。
美しく健康的に痩せたい人はもちろん、健康維持のために補食としてプロテインを取り入れたい人は、栄養豊富なソイプロテインを選択肢に加えてください。
ホエイプロテインの製法の違い
ホエイプロテインは、パッケージにWPIといったアルファベットが記載されていることがあります。これは、ホエイプロテインの製法の違いを表しています。
ホエイプロテインの製法が違うと、たんぱく質の純度が変わります。簡単にいうと、たんぱく質の純度が低いプロテインほど、たくさん飲まなければ十分なたんぱく質を摂取できません。
ここでは、ホエイプロテインを摂取するなら知っておきたい、ホエイプロテインの製法の違いを解説します。
WPC
WPCはWhey Protein Concentrateの略で、「濃縮ホエイたんぱく質」という意味です。WPCと記載された製品のたんぱく質の純度、つまりたんぱく質含有率は、80%以下です。
WPCでは、原料となるホエイをフィルターで膜処理し、ろ過された液体を濃縮します。ホエイに含まれる、ビタミンやミネラルなどの成分が残りやすいことがメリットです。しかし乳糖も残っているため、乳糖不耐症の人はお腹を壊す可能性がある点に注意しましょう。
WPCは加工にあまり手間がかからないため、価格が比較的安く、流通量も多めです。
WPI
Whey Protein Isolateを略したものがWPIであり、「分離ホエイたんぱく質」を意味します。
この製法では、WPC製法によって得られたたんぱく質を、さらにイオン交換処理します。
WPIは、たんぱく質以外の成分がほぼ除去されるため、たんぱく質の純度が90%前後と高くなるのが特徴です。乳糖も取り除かれるので、乳糖不耐症の人が飲んでも問題ありません。
ただし、加工処理にコストがかかるため、WPIの価格は高い傾向があります。
WPH
WPHはWhey Protein Hydrolysateの略で、「加水分解ホエイたんぱく質」と訳されます。
WPC製法で膜処理されたたんぱく質を、微生物に含まれる酵素などを使い、さらに細かいホエイペプチドにまで分離するのがWPHです。
WPHのたんぱく質純度はおよそ95%と高く、アミノ酸に近いサイズにまで分離されているため、ホエイプロテインのなかで最も消化吸収に優れているといった特徴があります。乳糖不耐症の人が飲んでも、お腹が緩くなる心配はありません。
しかしWPHは、WPI以上に価格が高くなってしまうことに注意しましょう。
忙しい現代人におすすめなのが「KOREDAKE(コレダケ)」
体づくりや健康、美容への効果が期待できるソイプロテイン。しかしソイプロテインは水に溶けにくく、大豆の風味に飲みづらさを感じることがあります。
飲みやすいソイプロテインを探している人には、「KOREDAKE(コレダケ)」がおすすめです。「KOREDAKE(コレダケ)」は、100%植物性の原料を使用した国産ソイプロテインです。
砂糖・人工甘味料・添加物を使用していないため、さっぱりとした飲み口で、口に残る甘みがありません。女性が1食に必要な31種類の栄養素を含んでおり、健康や美容をサポートしてくれます。水に溶けやすく、ダマになりづらいのもうれしいポイントです。
忙しい日々の中でも、健康や美容をあきらめたくない。そんな人は「KOREDAKE(コレダケ)」を試してみてください。
【参考URL】
プロテインの種類を解説!ホエイ・カゼイン・ソイの違いと目的別おすすめの選び方を紹介|まめクリニック
2023.05.03