もくじ

1.豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクはどう選ぶ?

2.豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクの栄養価の違い

3.豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクの味の違い

4.健康・美容のためならソイプロテイン「KOREDAKE(コレダケ)」もおすすめ

豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクはどう選ぶ?

豆乳を飲む女性

豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクは、健康や美容効果が期待され、多くの方に注目されています。それぞれどんな原材料から作られ、どのような方におすすめできるかを詳しく解説します。

 

美容のためなら豆乳

 

豆乳は水に浸けた大豆をすりつぶし、煮詰めた汁から水分をろ過して作られた飲み物で、ほんのりとクリーム色をしているのが特徴です。豆乳には大きく下記の3種類があります。

 

・無調整豆乳:豆乳に水以外のものが加わっていない、大豆固形成分が8%以上のもの

・調製豆乳:飲みやすくするために砂糖や塩、植物油などを加えてまろやかな風味に加工したもの。大豆固形成分が6%以上のものを指す。

・豆乳飲料:豆乳にコーヒーや果汁を加えたもので、大豆固形成分が2~4%以上[2] 含まれているものが多い。

 

中国で発明された豆乳の歴史は古く、奈良時代に日本に伝わりました。現在では代表的な植物性ミルクとして広く知られている飲み物です。

 

豆乳に含まれている大豆イソフラボンは、生理周期を整えるはたらきや骨粗しょう症予防、美肌効果が期待されており、美容に気を遣っている方におすすめできます。

 

ダイエット中ならアーモンドミルク

 

アーモンドミルクも豆乳と同じく、水に浸してから砕き、水分をろ過して作られます。細く砕いてから液状にしているため、豆のまま食べるよりも効率的に栄養を摂取できるのが特徴です。牛乳や豆乳よりもさらっと軽い飲み心地が感じられます。

 

植物性ミルクはどれもダイエットに適していますが、なかでもアーモンドミルクは比較的低糖質・低カロリーなためダイエット中の方に向いています。

 

便秘予防のためならオーツミルク

 

オーツミルクは、水に浸したオーツ麦をミキサーなどでドロドロにしたあとに、水分をろ過して作る飲み物です。豆乳やアーモンドなどの『豆類』と異なり、『穀物』から作られていますので、アレルギーをおもちの方はよく確認してから購入する必要があります。

 

オーツミルクは食物繊維が多く、便通を整えたい方におすすめです。食物繊維は、便秘を防ぎ、糖質の吸収を抑えるはたらきも期待できます。カルシウムが豊富なため、牛乳の代用としても活躍しますが、植物性ミルクのなかでは比較的カロリーが高い点に注意しましょう。

豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクの栄養価の違い

豆乳

健康に良いといわれている植物性ミルクですが、実際はどうなのでしょうか。栄養価の詳細を比較してみましょう。

 

<豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクの成分比較表>

 

豆乳

(※1)

アーモンドミルク(※2)

オーツミルク

(※2)

エネルギー(kcal)43kcal15kcal48kcal
タンパク質(g)3.6g0.55g0.8g
脂質(g)2.8g1.22g2.75g
炭水化物(g)2.3g0.34g5.1g
食物繊維(g)0.9g<0.45g<0.75g
カルシウム(mg)15mg173mg148mg
鉄(mg)1.2mg0.29mg0.26mg

ビタミンE(mg)

a-トコフェロール

0.1mg3.32mg/

(※1)出典:「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」(文部科学省)

(※2)出典:USDA Food Data Central

 

それでは、一つひとつ詳しく解説します。


豆乳:たんぱく質・大豆イソフラボン

 

植物性ミルクはどれも比較的エネルギーが抑えられていますが、それに加え豆乳はたんぱく質が豊富に含まれています。低カロリー高たんぱくの食材は、ダイエット中の強い味方です。たんぱく質は、筋肉や組織の素になるため積極的に摂取したい栄養素といえます。

 

また、大豆にはイソフラボンという特徴的な成分が含まれています。イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」に似たはたらきをもち、美肌や女性的な体つきをつくる効果があるとされているのです。

 

女性は年齢を重ねるとエストロゲンが減少し、更年期障害が現れます。そのため、イソフラボンを摂取することで、症状を改善することが可能です。

 

さらに、イソフラボンには骨の中のカルシウムが溶け出すのを抑えるはたらきがあるため、骨粗鬆症の予防も期待できます。

 

アーモンドミルク:ビタミンE、カルシウム

 

アーモンドミルクには、ビタミンEが豊富に含まれています。抗酸化作用をもっており、肌の老化や肌トラブルの予防に効果が期待できます。また、動脈硬化を引き起こすおそれのある悪玉コレステロールの減少にも効果的です。

 

ビタミンEはオーツミルクには含まれておらず、豆乳にもわずかしか入っていません。健康や美肌を目指す方は、アーモンドミルクがおすすめです。

 

また、カロリーを抑えつつもカルシウムを多く摂取できるのもメリットです。ただし、アーモンドミルクの製品には砂糖が加わっているものも多いため、気になる方は成分をチェックしてから飲みましょう。

 

関連記事「アーモンドミルクは健康や美容に効果的!毎日飲んで取り入れよう

 

オーツミルク:食物繊維、カルシウム

 

オーツミルクの栄養価で特徴的なのは、食物繊維です。オーツ麦で摂取できるビタミンEには腸内改善の効果が期待できる『βグルカン』が含まれています。さらに、便通だけでなく血糖値上昇を抑える役割ももっているのが強みです。

 

また、植物性ミルクのなかでは比較的カルシウムも豊富にあります。牛乳よりも低カロリーで高い栄養素を摂取できることから、牛乳の代用としての利用方法が広まっています。

豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクの味の違い

ミルク

栄養素にはそれぞれの特徴が現れていますが、実際に口にするとどんな違いがあるのでしょうか。おすすめの飲み方と一緒に紹介します。

 

豆乳:クリーミー

 

豆乳はすっきりとした甘みが広がるクリーミーな味をしています。大豆そのものの風味を感じられる無調整豆乳は少しクセがあるため、ほかの飲み物と組み合わせることで飲みやすくなります。

 

大豆の青臭さが気になる場合は、飲みやすく味が整えられた調製豆乳やさまざまなフレーバーが楽しめる豆乳飲料を選ぶと良いでしょう。

 

<おすすめの飲み方>

・シチューやパスタ、ココアなどクリーミーさが欲しい料理

・プリンやパンケーキ

 

アーモンドミルク:香ばしい風味

 

アーモンドの独特な香ばしさが感じられます。さらっとした飲み心地で植物性ミルクに慣れていない方でもチャレンジしやすい飲み物です。牛乳よりもカロリーが低くやさしい甘さも感じられるので、料理やスイーツに向いています。

 

<おすすめの飲み方>

・シリアル

・クッキーやケーキなどの焼き菓子

・スムージー など

 

オーツミルク:牛乳に近い

 

クセが少なく、程良くコクがあることから、さまざまな料理や飲み物と合います。牛乳に近い飲み心地である一方、比較的あっさりとした味わいであるため、「大豆の風味が苦手だけど植物性ミルクを飲みたい」という方におすすめです。

 

<おすすめの飲み方>

・ホットミルク

・コーヒーや紅茶 など

健康・美容のためならソイプロテイン「KOREDAKE(コレダケ)」もおすすめ

アーモンドミルク

低カロリーで高たんぱくな植物性ミルクは、美容や健康維持に効果が期待できます。しかし、料理や飲み物に混ぜて飲むのは少々手間に感じることもありますよね。おいしさと続けやすさが両立した飲み物をお探しなら、ソイプロテイン「KOREDAKE(コレダケ)」を試してみてはいかがでしょうか。

 

「KOREDAKE(コレダケ)」は、女性が1食に必要な栄養素31種類を手軽に摂取できる完全栄養プロテインです。管理栄養士が監修しており、白砂糖・人工甘味料・着色料などを使わずに筋力アップ、美容、健康維持といった女性の願いをサポートします。

 

「頑張らずに、美しく、生き生きと暮らしたい」という方は、ぜひ「KOREDAKE(コレダケ)」をチェックしてみてくださいね。

 

【参考URL】

「牛乳」「豆乳」「アーモンドミルク」、毎日飲むならどれがいい?|オトナンサー

人気の植物性ミルク徹底比較!豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクの違いとは?|豆乳あるあるマップ

豆乳のお話|marusan

豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクを比較!味や栄養価の違いを紹介|粒と雫

「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」|文部科学省

USDA Food Data Central

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