Oops(ウープス)

Oopsは思い合うふたりのための、ED診療サービスです。深刻なEDに悩む方は成人男性の4人にひとりと言われています。20~30代でも7人にひとりいるといわれています。しかし相談率はたったの8%。悩んでいる方がもっと相談しやすい場所をつくりたい、相談しやすい世の中の空気をつくりたい。そんな思いからOopsは生まれました。Don't Worry,We are the same.

もくじ

ふつうのお買い物のように。ブランドの佇まいが作り出す空気の変化

-前編では、EDを男性だけの問題として見るのではなく、普段の生活やパートナーとのコミュニケーションがそもそも大事というのが驚きでした。

 

平野:サイト内に「思いあうふたりのための」という言葉があります。僕がかつてEDになった際、パートナーが「私に魅力がないから」と傷つき、悩んでしまったことがあります。EDは男性に起きる問題ですが、大切なパートナーとの関係性に影響する問題でもあるんです。

 

 

haru.:EDは基本的に男性が解決しないといけないものという思い込みがあったと思います。でも、セックスは相手の存在がいて、そこでのコミュニケーション。どちらかだけが悩む問題ではないし、プレッシャーも一人で受けなくてもいい。一人で思い悩む必要はないよってとにかく伝えていきたいです。

 

-とはいえ、パートナーに打ち明けることもプレッシャーが大きいですよね。

 

haru.:人に話しづらいテーマですよね。私が悩んでいたとしても、相手の身体のことでもあるので、二人で話せたとしても周りには言ってほしくないかもしれない。専門のカウンセリングに行ったら話せるかもしれないけど、関係性が相当良くないと言えないだろうなって。だから、お薬みたいな直接的なサポートだけではなく、Oopsのようなブランドがあることが友だちに言いやすくなるよりも大事だと思っています。

haru.:例えば必要なものを購入するとき、馴染みのない雰囲気の店には入りづらいですよね。だから自分が買い物をするときと同じ感覚で、「あっここちょっといいかもしれない」みたいな感じで立ち寄れる。そういうブランドの佇まいができたら、今より身近になると思っています。  

 

平野:デザインにもその佇まいは表わしていて。家に普通に置いてあっても、馴染むようにしています。また、僕らの伝えたい「DON’T WORRY.WE ARE THE SAME.」のメッセージも載せている。  

 

-薬のパッケージとしてとても特徴的ですね。  

 

平野:男性もいれば、女性もいて、カップルもいる。体を鍛えていそうな人もいれば、そうじゃない人もいる。自分が見たときに、自分っぽいなって当てはまるイラストがあると思うんですよね。逆に、こんな人も悩んでいるのかもしれないって思えると、少し気が楽になるかもしれないなって。

 

目の前の人の声に耳を傾ける。誰も排除しない意思が新たな選択肢を生む

-サービスを運営する中で、意識されているものはありますか?  

 

haru.:誰のことも排除したくないというのは自分の中で意識しています。EDの薬は男性の問題とされがち。けれど、男性と言ってもどこまでの人が含まれるんだろうって。ものすごい意識していないと「一般男性」とか使ってしまう。じゃあ、その一般男性って誰?っていう話。ノンバイナリーの友人にヒアリングをした時、Oopsがいう「男性」に自分が含まれていない気持ちになると言われて、コピーで使う言葉を変更したりしました。そういうことを意識しないで来れたという特権の上に自分がいることを忘れないようにしたいです。  

 

-「特権」とはどのような意味でしょうか?  

 

haru.:どの恋愛ドラマを見ても、ヘテロセクシャルの二人の物語が基本とされて来ましたよね。まるで自分は存在していないかのようにずっと扱われてきた人から、これじゃ排除されたように感じると言われたら、まず聴く耳を持たないといけない。その感覚を持たずに生きてこられたという特権の上に自分がいるということを忘れないことが大事なんです。  

 

気にしすぎじゃない?とかそういう感覚が生きづらさを感じていた人にとってはさらなる諦めを生んでしまうワードたち。相手の話を聞くというのがまずは第一歩なのかなと思います。 

 

 

-では、具体的にどのような工夫をされていますか?  

 

haru.:例えば、質問のところにトランスジェンダーの方は使えますか?という項目を入れたり。これはヒアリングの時にアドバイスしてもらったことでもあります。Oopsはあなたのためにありますよ、と伝える作業は怠らないようにやっていきたい。少しの工夫でも、それだけで空気が変わる気がしていて。 

FAQ項目の一部

-多様性を大事にされているサービスだと感じますが、多様性を発信しているわけではないように感じました。  

 

haru.:自分の周りを見たらそうだった。友達に本当にいろいろな人がいて、その人たちのことを思い浮かべながらやっているだけなんです。表層だけの多様性を謳うのではなく、試行錯誤をしながら本当に周りにいる人を大切にするようなブランドに育てて行きたいです。  

 

平野:あくまで、Oopsは「選択肢」なんです。あえて「おれはEDなんだよね」って大ぴらに話す必要もない。パートナーに対してもそう。ただ「言える空気を創る」ことで楽になる人もいる。  

 

それこそ、お守りのようにEDの薬を持っていれば、いざというときに安心できる。悩んでいる人に毎回薬を飲んでほしいわけではなく、ただOopsがあることで安心できる人がいればいいなと思うんです。将来EDになる人も当然いるわけでそんな人が「まぁもしEDになってもOopsがあるから大丈夫か!」と思ってもらえるといいですね。  

 

haru.:Oopsというブランドは保健室で、薬はお守り。普段は保健室に気軽に行って悩みについて相談しながら、いざというときはお守りに頼れるみたいな感じですね。 

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2021.06.11

Text by 5PM編集部