Oops(ウープス)

Oopsは思い合うふたりのための、ED診療サービスです。深刻なEDに悩む方は成人男性の4人にひとりと言われています。20~30代でも7人にひとりいるといわれています。しかし相談率はたったの8%。悩んでいる方がもっと相談しやすい場所をつくりたい、相談しやすい世の中の空気をつくりたい。そんな思いからOopsは生まれました。Don't Worry,We are the same.

もくじ

前編
1.EDは「OH MY GOD」?相談できる「ブランド」がいる意味
2.EDは薬だけでは解決しない、私たちが見つめ直すべきものとは

後編
3.ふつうのお買い物のように。ブランドの佇まいが作り出す空気の変化
4.目の前の人の声に耳を傾ける。誰も排除しない意思が新たな選択肢を生む

 

EDは「OH MY GOD」?相談できる「ブランド」がいる意味

-ED(勃起障害)というテーマに目を向けたのはなぜでしょうか?

 

平野:僕自身がEDになった際の体験がきっかけです。過去にEDになり、勇気を振り絞りクリニックに行きました。雑居ビルの中で、問診を受けて、薬が処方されるのですが、エレベーターに乗ったときから不安だったり、恥ずかしさだったりでドキドキで。薬を飲む時ですら、大丈夫かな?って。医師が処方する薬なので、薬自体はちゃんと効いたのですが、一連の体験でED薬ってすごくネガティブにブランディングされていると感じたんです。

Oops創業者の平野巴章さん

-「ネガティブにブランディング」とはどのような意味でしょうか?

 

平野:ED薬の広告って、「若い頃のあなたを取り戻そう」とか、「女性を満足させよう」ってキャッチコピーが多いですよね。ともするとアダルトグッズのような。あくまで性の満足を作るものとしてブランディングされることが多い。けれど、本当はパートナーとの生活をポジティブにするもの。このハードルが下がれば、しあわせになる人がもっと増えるんじゃないか。過去の自分を救えるものになればと思い、Oopsを立ち上げました。

 

-確かに、一人で思い悩んでいる人も多いと思います。

 

haru.:高校時代を海外で過ごし、日本に戻ってから自分の身体の悩みや性について話す機会が少ないことを不思議に思いました。みんながみんな自分の身体について公に話すようになるイメージはつかないけど、Oopsみたいなブランドが存在していることが広まれば、悩みを持ったときに相談してみようかなという選択肢ができるのが一番大きな役割だと思います。

Oopsブランドディレクターのharu.さん

 

平野:EDの悩みは普通ではないかもしれないけど、特別でもない。実はみんなが抱えている悩みで、全成人男性の四人に一人が深刻なEDを抱えていると言われています。EDが肩こりと同じくらいの軽い悩みに思えるようになればいいと思っていて。僕らのブランド名「Oops」は「おっと」と訳されますが、「オーマイガー」ではなく「ウープス」くらいに。深刻になりすぎない身近な悩みにしていきたいです。

 

-ブランド名にスタンスが現れているんですね。

 

haru.:これまで身体や性の悩みに寄り添ってくれるブランドが全然なかったなかで、全てを自分ひとりで悩み抱え込まないといけない状況がずっとあったと思います。でも、ちゃんとしたコミュニケーションをしてくれるブランドがあると、友だちには話せないけど何かあったらここにいけばいいんだって安心感が生まれる。

 

もっとオープンになればいいというよりも、こういうメッセージを持ったブランドが身近にあると思ってもらえるようにするのが、私たちがやりたいことです。

 

 
医師によって処方されるEDの薬 SPEEDとMILDの2種類がある

医師によって処方されるEDの薬 SPEEDとMILDの2種類がある

EDは薬だけでは解決しない、私たちが見つめ直すべきものとは

-EDのオンライン診療のサービスの流れを教えてください。

 

平野:サービスの役割は大きく二種類あって、一つは医師による診療やED治療薬の処方です。まず、LINEで友達登録をして、その中で自分が診療を受けたい日時を予約。すると、その時間に医師から電話がかかってきます。そこで相談をして、医師が薬を処方。希望する薬が翌日か翌々日に家に届く仕組みです。

-ほかにもハードルを下げる工夫はされているのでしょうか?

 

平野:簡易EDチェック機能がサイトにあります。自分がEDかどうかわからない人は多い。けれど、医学的に見たら実はEDだったりするし、そもそも悩みを持っていたらEDにあたる。でも、今EDは深刻な病気のイメージがあるため、「俺はEDではないだろう」と多くの男性が思ってしまいがちです。とはいえ、自分がEDと知るのは大事。簡単な質問に5~6問答えると、軽度・中等度・重症・正常という4パターンでチェックができます。

※この簡易チェックは、疾患の診断に代わるものではありません。

簡易EDチェック機能

平野:Oopsがあることで、色々な人に対して自分も話していいんだ、悩みを言っていいたんだ、自分って全然特別ではなくて普通なんだと感じてもらえるようにしたいです。チャットでの相談サービスや簡易チェック機能など、薬を処方することだけがやりたいことではないんです。

 

―薬の処方だけがサービスではないのですね。

 

平野:そもそもEDは心因性と器質性、二つ原因があるとされています。心因性は、仕事のストレスとか、疲れ。若い人に多いのは緊張と言われています。初めてで失敗してしまい、次も、また次も…と。一回の失敗の体験が原因で、どんどん失敗が続くことがよくある。これが心因性のEDです。一方。器質性のEDは大きく言うと血流の流れが悪くなる動脈硬化が原因。生活習慣や食生活、または基本的に加齢とともに血流が悪くなることで起きます。

 

なので、ED治療薬を飲んで完治するわけではなく、あくまで一時的なもの。根本解決が必要です。その原因がストレスならストレスを減らすのも僕らの使命。食生活や生活習慣が原因なら、それに役立つコンテンツも作ります。患者さんに寄り添うことを大事にしています。

haru.:過去に付き合っていたパートナーがEDになったとき、かなり生活面で不安なところが多かったです。仕事から夜の3時に帰宅して、朝早くに家を出る。そんな状況じゃセックスどころじゃないですよね。私たちはEDについてだけを発信しても意味がなく、本当は社会と繋がっているんです。自分の身体のことを考えるなら、労働環境どうなの?って。そこも甘く見ない。

 

―EDの問題は決して本人だけの問題ではなく、ほかの要因とも繋がっているのは意外でした。

 

haru.:あと私が大事にしたいと思うのは、パートナーとの普段の意思疎通、コミュニケーション。それって性のことでもなんでもなく、お互いに今どんなことに興味があって、何を考えているとか。デートの時にスマホばかりいじられたら、いいムードになるわけないですよね。セックスだけうまくやろうなんていうのは無理だと思います。

 

理想的なのは、気軽に行けて、受け入れてもらえる。話も聞いてくれるし、アドバイスもくれる。Oopsはそんなふうに気軽に行ける保健室のような場になるといいですね。

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2021.06.07