もくじ

1.チョコレート基本の3種類+2種類を解説

2.専門店で見かけるチョコレートの種類を解説

3.ギフトにおすすめの人気&注目ブランド5つ

4.お好みのチョコレートと出会えますように

チョコレート基本の3種類+2種類を解説

スーパーやコンビニで見かけるチョコレートのお菓子は、大きく3つの種類に分けられます。まずは、チョコレートの基本の3種類である「ビター」「ミルク」「ホワイト」について、味や原料の特徴を紹介します。

第4のチョコレートとして注目されている2種類、「ルビー」「ブロンド」の情報もまとめているので、ギフトを選ぶ際の参考にしてください。

 

メインは「ビター」「ミルク」「ホワイト」の3種類

チョコレートは原料に含まれるカカオ分の割合によって、「ビター」「ミルク」「ホワイト」の3種類に分類されます。

 味の特徴      原料の特徴                    
ビターチョコレートほろにがカカオマスが40~60%のチョコレート
ミルクチョコレートまろやかカカオマスにミルクを加えたチョコレート
ホワイトチョコレートクリーミーココアバターを使ったチョコレート

 

味の特徴 原料の特徴

ビターチョコレート ほろにが カカオマスが40~60%のチョコレート

ミルクチョコレート まろやか カカオマスにミルクを加えたチョコレート

ホワイトチョコレート クリーミー ココアバターを使ったチョコレート

カカオマスとは、カカオ豆の外皮を取り除いてすりつぶしたものです。ビターチョコレートはカカオマスを主原料としており、基本的にはミルクなどの乳製品を含みません。ただし、明確な基準はないため、商品によっては少しだけ乳製品が含まれている場合もあります。

カカオマスにミルクを加えたミルクチョコレートは、ビターチョコレートと比べるとまろやかで甘く、子どもからお年寄りまで幅広い年代で楽しめます。

ホワイトチョコレートの原料であるココアバターは、カカオ豆の脂肪部分で、わずかに黄色味のある白色となっています。ビターチョコレートやミルクチョコレートとは大きく色味が異なりますが、ホワイトチョコレートもカカオ豆由来の原料から作られた正真正銘のチョコレートです。

 

第4のチョコレート「ルビー」「ブロンド」も登場

2010年代に第4のチョコレートとして「ルビー」「ブロンド」といった新しい種類も登場しています。

ルビーは鮮やかなピンク色で、フルーツのような爽やかな甘みがあります。ピンクに着色するのではなく、ルビー色の成分を持つ特殊なカカオ豆から生み出された天然カラーのチョコレートです。

ブロンドはキャラメルのような香ばしい甘さが特徴のチョコレートです。ミルクとホワイトの中間のような柔らかいブロンドカラーで、チョコレート専門店はもちろん、大手お菓子メーカーも、さまざまな商品を販売しています。

「ルビー」「ブロンド」の登場により、チョコレートのアレンジの幅が広がり、新しいチョコレートスイーツを楽しめるようになりました。「トレンド感のある物を贈りたい」「人とは違ったギフトにしたい」といった方は、第4のチョコレートもぜひ選択肢に加えてみてください。

専門店で見かけるチョコレートの種類を解説

デパートの食品売り場や専門店などに足を運ぶと、さまざまなかたちのチョコレートに出合えます。チョコレートは、カカオ分をベースにナッツや洋酒などの材料を組み合わせることで、いろいろな味が楽しめます。

美しくディスプレイされたチョコレートは、見ているだけでわくわくしますが、種類が多すぎて迷いますよね。

そこで、今回は専門店などでもよく見かけるチョコレートとして、以下の3種類を紹介します。

 ・ボンボンショコラ

 ・チョコレートバー

 ・生チョコレート

それぞれのチョコレートについて、詳しく見ていきましょう。

ボンボンショコラ

コロンとしたフォルムが可愛らしい、ひと口サイズのチョコレートです。中央にフィリング(詰め物)が入ったチョコレート全般を指し、ほとんどの専門店で取り扱っています。チョコレートの定番商品で、特別な日のギフトとしてもおすすめです。ボンボンショコラの中身には、次のようなものがあります。

 ・ガナッシュ

 ・キャラメル

 ・ヌガー

 ・プラリネ

 ・マジパン

ガナッシュは生クリームやリキュールなどを混ぜ込んでいて、なめらかな口溶けが特徴です。砂糖を焦がしたキャラメル、砂糖と水飴を低温で煮詰めたヌガーは濃厚な甘さが堪能できます。

アーモンドやヘーゼルナッツをカラメルでコーティングしたプラリネ、アーモンドパウダーと砂糖を練り合わせたマジパンは、チョコレートの本場であるヨーロッパでも人気のフィリングです。

チョコレートバー

長くて四角いかたちをした、食べごたえのあるチョコレートです。専門店ではもちろん、コンビニなどでも購入できます。チョコレートバーのタイプには、次のようなものがあります。

 ・グラノーラ入りタイプ

 ・ブラウニータイプ

 ・板チョコタイプ

 ・ウエハースタイプ

グラノーラ入りはざくざくとした食感が楽しめるチョコレートバーで、マシュマロやドライフルーツを混ぜ込んだ商品など、種類も豊富にあります。ずっしりと食べごたえのあるブラウニータイプは、コーヒーとの相性も抜群です。

シンプルな板チョコタイプは、チョコレート本来の風味を楽しみたい方におすすめです。軽い食感が好みであれば、サクサクとしたウエハースタイプのチョコレートバーを探してみましょう。

生チョコレート

日本人のショコラティエが生み出した、日本発祥のチョコレートです。生クリームがたっぷり入っており、口に入れるとふわりと溶けるようになくなります。多くの生チョコレートは、表面にココアパウダーなどがまぶされています。

味や作り方はガナッシュと似ていますが、生チョコレートはひとくちサイズの四角いかたちにカットされたものが一般的です。

ギフトにおすすめの人気&注目ブランド5つ

PIERRE MARCOLINI (ピエール マルコリーニ)

ベルギー王室御用達のショコラティエ「ピエール マルコリーニ」が生み出すチョコレートは、世界中の人々を魅了しています。ピエール マルコリーニ最大の特徴は、カカオへのこだわりです。毎年、理想のカカオを求めて世界中の農園をまわり、最高のカカオを選別することに多大な労力をかけています。

チョコレートの人気商品は、バラエティ豊かなフレーバーを詰め合わせた「アソートメント」です。アソートメントはバリエーションも豊富で、2000円~1万円台まで予算に合わせた商品を購入できます。

 

JEAN-PAUL HÉVIN (ジャン=ポール・エヴァン)

フランス生まれの「ジャン=ポール・エヴァン」は、日本との縁が深いショコラティエです。フランスの有名パティスリーの東京支店でシェフパティシエとして勤務した経験があり、日本からインスピレーションを受けた作品も生み出しています。

日本の高級ショコラブームをけん引するジャン=ポール・エヴァンのチョコレートは、まるで一粒一粒が芸術品のようです。ジャン=ポール・エヴァンでは、看板商品であるボンボンショコラの詰め合わせをはじめ、焼き菓子、マカロン、ガトーなど、さまざまなチョコレートスイーツを楽しめます。ボンボンショコラの詰め合わせは2000円台、マカロンの詰め合わせは1000円台から販売されています。

 

SILSMARIA (シルスマリア)

1982年に日本で創業した「シルスマリア」は、生チョコレート発祥のブランドとして、多くの人々から愛されています。「ビター」「ミルク」「ストロベリー」など、生チョコレートの種類も豊富で、1500円台から購入できます。

シャインマスカット、アカシア蜂蜜を使ったユニークな商品もあり、シルスマリアでしか堪能できないフレーバーが楽しめます。白ワインやウイスキーを練りこんだ生チョコレートは、大人のおしゃれなギフトにも最適です。

 

ROYCE' (ロイズ)

北海道のお土産の定番である「ロイズ」は、次々と斬新なチョコレートスイーツを発表しています。「さくらベリー」「抹茶」「黒糖」といった和の素材と組み合わせた商品も豊富で、沖縄の素材を使った南国感溢れるスイーツも展開しています。

ギフトも充実していて、四季折々のスイーツが味わえるセレクト商品もあります。人気商品の生チョコレート、ポテトチップチョコレート、バーチョコレートは1000円以下で購入できるものも多く、リーズナブルな価格も人気の理由です。

 

VANILLA BEANS(バニラビーンズ)

横浜発のチョコレート専門店「バニラビーンズ」は、社会貢献活動にも積極的なブランドです。木をモチーフにしたブランドロゴには、3本の枝があり、それぞれ「お客様」「作り手」「原産国の人々」を表しています。

食べる人も作る人も生産者の人たちもみんなが笑顔になることを目指して作られたチョコレートは、ほっとするようなやさしい甘さが特徴です。ロングセラーの生チョコサンド「ショーコラ」は1個410円で、2個入りから48個入りまでセット商品も充実しています。

 

andew (アンジュ)

世界一やさしいチョコレートをコンセプトとする「アンジュ」は、日本の医学生によって開発されました。病気のありなしに関わらず、誰もが同じチョコレートを食べておいしさを共有できることを目指し、タブレット、生チョコレート、ショコラチーズケーキなどの商品を展開しています。

andewタブレットは、乳化剤、白砂糖、保存料、香料、動物性食品を使っておらず、牛乳アレルギーがあっても安心して食べられます。また、栄養豊富な食材を使用しているので、不足しがちな栄養素を補うことも可能です。気軽に購入できる1000円以下のタブレットから、高級感のある4000円台のギフトボックスセットまで、用途に合わせてさまざまな商品のなかから選べます。

 

お好みのチョコレートと出会えますように

チョコレートは原料によって、「ビター」「ミルク」「ホワイト」「ルビー」「ブロンド」などの種類に分類されます。さらに、さまざまな材料と組み合わせていくことで、「ボンボンショコラ」「チョコレートバー」「生チョコレート」といった商品が生まれます。

ギフト用のチョコレートを探す場合は、チョコレートの種類やブランドの特徴を知っていると、ぴったりの商品が選びやすくなります。含まれている食材もチェックしながら、相手に喜んでもらえるようなチョコレートを見つけてみてくださいね。

参考URL
【日本チョコレート・ココア協会】チョコレート編

【YOIYO note】チョコレートにはどんな種類がある?原料・形状別の違いや特徴を解説

【meiji】ボンボンショコラとは「ひと口サイズのチョコレート」。定義や歴史、中身の種類も

【ダンデライオン・チョコレート】どれが好き?ダンデライオン・チョコレートのチョコレートバーとは

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