もくじ
1.室内に観葉植物を置くメリット
2.室内用の観葉植物を選ぶときのチェックポイント
3.室内用におすすめの観葉植物8選
まとめ
室内に観葉植物を置くメリット
観葉植物は、室内のインテリアとしてもよく使われます。観葉植物を室内に置くことで、オシャレな空間を演出することに役立つでしょう。
観葉植物と一口にいってもさまざまな種類があります。植物の種類や鉢のデザインなどによって、室内の雰囲気をガラッと変えることもできます。例えば、丸みのある葉が特徴的な観葉植物なら、優しくナチュラルな雰囲気になるでしょう。また、直線的な佇まいの観葉植物なら、スタイリッシュでクールな雰囲気になります。このように、観葉植物の種類によって雰囲気を変えることが可能です。
また、観葉植物には空気清浄効果や調湿効果があるため、置くだけで心地よさを感じられます。緑色の植物を置くことでリラックス効果も期待できるでしょう。植物を育てる楽しみも得られます。
室内用の観葉植物を選ぶときのチェックポイント
室内に観葉植物を置く際には、チェックしたいポイントがあります。ここでは、観葉植物選びの5つのチェックポイントを紹介するので、観葉植物を選ぶ際の参考にしてください。
インテリアに合う見た目の観葉植物を選ぶ
観葉植物は、種類によって樹や葉の形が異なります。そのため、自分が気に入った見た目の観葉植物を選びましょう。
また、インテリアに合わせて選ぶのもおすすめです。部屋の家具や雰囲気に合わせて観葉植物を選ぶことで、統一感が出るためまとまりのある空間に仕上がります。例えば、カントリー調やナチュラル系のインテリアなら丸みのある植物、スタイリッシュなインテリアならシャープな葉の植物、アジアンテイストなら南国の植物を選ぶというように、テイストを合わせると良いでしょう。
観葉植物は室内をコーディネートするためのアイテムとして考えることがポイントです。室内に足したい雰囲気、実現したいイメージなどを考えながら選ぶと合わせやすくなります。
置く場所の環境に合う観葉植物を選ぶ
観葉植物によって適した環境は異なります。そのため、どこに置くかを考えた上でその環境に合った観葉植物を選びましょう。
例えば、南向きで日当たりの良い場所に観葉植物を置くとしましょう。その場合、日光を好む観葉植物が向いています。ウンベラータやワイヤープランツなどは日光を好むため、日当たりの良い場所にもぴったりです。
一方、日当たりの悪い場所に置く場合には、耐陰性の高い観葉植物がおすすめです。ほとんどの植物は日光を好みますが、中には日陰でも元気に育つ植物もあります。例えば、耐陰性の高いモンステラやカポックなどは日陰でも育てやすいため、日当たりの良い場所を確保できないという場合にも適しています。
置く場所のサイズに合う観葉植物を選ぶ
置く場所を決めたら、サイズを測りましょう。観葉植物にはさまざまな種類があり、サイズもそれぞれ異なります。置くスペースに合った観葉植物を選ばなければ、購入したけどスペースが足りなかったという事態になりかねません。
広いリビングや玄関など、ある程度広めのスペースを確保できる場合には、大型の観葉植物を選んでも良いでしょう。エバーフレッシュやアルテシーマなどは、大きく育つ観葉植物のため広いスペースが必要です。
一方、スペースを確保できない、キッチンやトイレ、棚の上といった限られたスペースに観葉植物を置きたいという場合には、小型の観葉植物が向いています。ガジュマルやアイビーなどは小型のものも多いため、限られたスペースにも置きやすいでしょう。
お手入れしやすい観葉植物を選ぶ
観葉植物を育てるのが初めてという方は、お手入れが簡単な観葉植物を選ぶのもおすすめです。観葉植物は置いて終わりではありません。水やりや日光浴をさせるなどある程度のお手入れが必要になります。お手入れしやすい観葉植物なら、初心者でも挑戦しやすいでしょう。
家を留守にすることが多い方なら、乾燥に強くて丈夫な品種を選ぶのも1つの方法です。乾燥に強い品種なら、こまめに水やりをする必要がありません。例えば、パキラは乾燥に強いだけでなく、日陰でも元気に育つため、お手入れの手間がかからず初心者でも育てやすい観葉植物です。ガジュマルやサボテンなども育てやすいため、お手入れの手軽さを重視するならおすすめの品種です。
土を使わない観葉植物を選ぶ
室内で観葉植物を育てるのなら、土を使わないものがおすすめです。土を使うとコバエなどの虫が寄ってきてしまいます。虫が繁殖すると不快なだけでなく、観葉植物に悪影響が出る恐れもあるため注意が必要です。水栽培なら土を使わないため虫が寄ってこず、室内でも育てやすいでしょう。
また、土を使わない方法はいくつかあります。水と液体肥料だけで育てるタイプから、植え込み材を使用するタイプ、人口の石を使ったハイドロカルチャーなどがあるため、自分の好みで選んで構いません。
特にハイドロカルチャーなら、インテリア性も高く管理もしやすいです。ハイドロカルチャーに向いている観葉植物としては、パキラやサンスベリア、ポトスなどが挙げられます。
室内用におすすめの観葉植物8選
室内に観葉植物を置きたいと思っても、どの観葉植物を選べば良いのか分からないという方も多いでしょう。ここでは、室内用のおすすめ観葉植物を8つ紹介します。観葉植物選びの参考にしてください。
ガジュマル
ガジュマルは、熱帯地方に自生する常緑高木です。ゴムの木の仲間で、太い幹と入り組んだような根っこが特徴的です。沖縄では「精霊が宿る木」とも呼ばれており、福を運んでくれるといわれています。
ガジュマルは太い幹屋根に水分を貯めるという特徴があるため乾燥に強い植物です。そのため、あまり水やりを気にしなくても元気に育ちます。また、耐陰性が高く日陰でも育てやすいため、初心者でも扱いやすいでしょう。
おすすめの設置場所 | 日当たりの良い場所 明るい日陰 |
水やり | 春~秋:土が乾ききってから鉢底から溢れるまで与える 冬:頻度を控えめにする |
日当たり | 直射日光を避ける |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い(5度程度) |
花言葉 | 健康、たくさんの幸せ |
サンスベリア
サンスベリアは、室内でも育てやすく比較的丈夫な観葉植物です。耐寒性、耐陰性に優れているため日当たりの良い場所を確保できない場合にも良いでしょう。
また、サンスベリアは縦方向に成長するため、横に広がりません。そのため、横のスペースをあまり必要とせず広いスペースが確保しにくい場合にもおすすめです。
サンスベリアは空気清浄効果があるとされており、マイナスイオンの放出量が多いため癒し目的で取り入れる方も多いようです。
おすすめの設置場所 | 太陽光が当たる明るい日陰 室内の暖かい場所 |
水やり | 春~秋:土が完全に乾いてから与える 冬:ほとんど必要なし |
日当たり | 直射日光を避ける |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | 永久、不滅 |
パキラ
パキラは直射日光に弱い植物で、日陰に強いことが特徴です。そのため、室内でも育てやすいでしょう。パキラの大きな特徴は、幹部分が三つ編みのように絡まっていることです。ユニークな見た目になっているため、インテリアとしての人気も高くなっています。
パキラは生命力の強さも大きな特徴です。肥料を与えて大きく育てることもできるため、広いスペースを確保できる場合は大きく育てても良いでしょう。成長する過程を楽しめるので、植物を育てる楽しみを感じたい場合にもおすすめです。
おすすめの設置場所 | 直射日光の当たらない日当たりの良い場所 |
水やり | 春~秋:土に表面が乾いてから鉢底から溢れるまで与える 冬:土が乾いてから3~4日後 |
日当たり | 直射日光に弱いため、直射日光を避ける |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | 快活、勝利 |
モンステラ
モンステラは熱帯アメリカ原産の観葉植物です。大きなハート形のような葉が特徴的で、エキゾチックな印象があります。ハワイでは神聖な植物として扱われており、風水的には金運アップの効果があるといわれています。
モンステラは日陰に強い植物で、日当たりの悪い場所でも元気に育つことが特徴です。そのため、室内でも育てやすいでしょう。
また、モンステラはサイズがさまざまです。小型サイズから大型サイズまであるため、設置するスペースに合わせてサイズを選べるのも嬉しいポイントです。
おすすめの設置場所 | 直射日光の当たらない明るい場所 |
水やり | 土の表面が乾いてから鉢底から溢れるぐらい与える |
日当たり | 直射日光を避ける |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | 嬉しい便り、壮大な計画 |
ポトス
ポトスは、サトイモ科でつる性の観葉植物です。卵のような形の葉が特徴で、つる性のためハンギングとして吊り下げてもおしゃれに飾れます。
ポトスは生命力の高さも大きな特徴です。非常に生命力が高いため、枯れにくく初心者でも扱いやすいでしょう。また、日陰にも強いため室内でも問題なく育てられます。ただし、日光が少ないとポトス特有の斑模様が消えてしまうことがあるため、窓がなく完全に日光が入らない場所は不向きです。
おすすめの設置場所 | カーテン越しの窓辺 半日陰でも可能 |
水やり | 土の表面が乾いたら水を与える 夏は多め、冬は控えめにする |
日当たり | 直射日光を避ける |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | 永遠の富、華やかな明るさ |
ユッカ
ユッカはシャープな葉が特徴の観葉植物です。クールな印象のある見た目で、「青年の木」とも呼ばれています。スタイリッシュなインテリアにもよく馴染むでしょう。
ユッカは、砂漠で自生する熱帯植物です。そのため、日光が当たる場所を好みますが、耐陰性も高いため室内でも育てやすくなっています。葉が黄色くなってきたら日照不足の可能性があるため、ベランダなどの日当たりの良い場所で日光浴させましょう。
また、観葉植物の中では寒さにも強く、玄関などの寒い場所でも育てやすいです。
おすすめの設置場所 | 日当たりの良い場所 玄関などでも可能 |
水やり | 土が乾いてからたっぷりと与える |
日当たり | 直射日光を好む |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | 勇壮、偉大 |
テーブルヤシ
テーブルヤシは、メキシコ、中南米産の植物です。鮮やかな緑色の葉が特徴的で、ヤシの木の仲間のため南国のような印象もあります。そのため、南国風のインテリアやアジアンテイストともよく馴染みます。
テーブルヤシは、ゆるやかに成長することも特徴です。そのため、小さいサイズのまま楽しむことができ、スペースがあまりない場合にもおすすめです。また、日陰でも育ちやすい植物なので、棚やデスクの上などに設置しても良いでしょう。
おすすめの設置場所 | 棚やデスク |
水やり | 春夏:土の表面が乾いてから与える 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後に与える |
日当たり | 直射日光を避ける |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | あなたを見守る |
エアプランツ
エアプランツとはパイナップル科チランジア属の植物です。中米から南米辺りに自生しており、土を必要としない着生植物としても知られています。空気中の水分を吸収して育つだけでなく、土を必要としないため手間がかかりません。
エアプランツは強い日差しに弱い植物です。そのため、直射日光を避けましょう。レースカーテン越しに日が当たる程度の場所が適しています。
また、土を必要としないためワイヤーなどで吊るして楽しむことも可能で、インテリアとして扱いやすいでしょう。
おすすめの設置場所 | カーテンレース越しの明るい日陰 |
水やり | 春~秋:週に3回ほど霧吹きで水を与える 冬:週に1回ほど霧吹きで水を与える |
日当たり | 強い日差しに弱い |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | 不屈 |
室内でも育てやすい観葉植物を選ぼう!
観葉植物にはさまざまな種類があり、室内で育てやすいものも多くあります。室内で育てる場合は、日陰でも育ちやすく丈夫な品種を選ぶと良いでしょう。また、観葉植物によってサイズや印象も異なるため、設置スペースやインテリアに合わせて選ぶのもポイントです。今回紹介した観葉植物以外にも、たくさんの種類があるので自分に合った観葉植物を探しましょう。
アンドプランツでは、パーソナル診断であなたに合う観葉植物を選定できます。室内で観葉植物を楽しみたい方は、ぜひご利用ください。
【参考URL】
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